ホーム > PeeCheck!研究報告

PeeCheck!研究報告

PeeCheck!~がん検査のメカニズム~

がんを検査するメカニズムをわかりやすくお伝えします。
犬のがんは、体内でつくりだされる「アセスミン」という化学物質と関係がありました。

アセスミンとは?

アセスミンとは、がんや炎症のマーカー()になる、犬の体内にある化学物質のこと。がん患者の尿から排出されるポリアミンという成分の一種です。

「Pee Check!」はこのアセスミンで、がんを検査します。犬の健康状態を集計した結果、約半数の犬にアセスミン値の上昇がみられ、何らかの炎症もしくは初期 段階のがんの可能性があることが判明しました。つまり、アセスミンの分泌量を調べたら、愛犬の「がん」のリスクがチェックできるというわけです。

特定の異常があると検出量が変化する物質のことで、さまざまな疾患の判定に用いられています(例:腫瘍マーカー)

アセスミンとがんとの関係‐研究報告‐

犬をさまざまなグループに分けて、尿中アセスミンの量を測定しました。

検査対象の精査

1歳以上の犬を対象に検査を実施しました。それ以下の幼犬は健康状態に関係なく、高いアセスミン値を示しやすい傾向があるため、疾患との明確な区別は困難だとの判断からです。

fig01a.gif

家庭犬の検査結果

家庭犬のアセスミンの値について集計したところ……

fig02a.gif

検査した犬の約半数に、アセスミンの上昇が確認されました。外見からはわかりませんが、疾患の疑いがあるという驚きの結果となりました。

 

fig03a.gif

☆の数が多いほど健康です。チェックを受けた犬全体の39%に疾患の懸念が考えられる結果となりました。逆に、健康と考えられたのはわずか46%に留まる結果に。なかでも尿石症リスクが高まっている多くのケースに、アセスミンの上昇がみられました。

 

以上の結果を踏まえると、どんな犬でも100%健康だとはいいきれないようです。比較的異常値の多い項目は、炎症と尿結石のリスクでした。これらは、日頃の健康管理で改善できる項目です。

 

※研究成果の一部は、国際学会にて発表済みです

fig04a.gif

犬を家族同然に考える米国での発表だったためか、非常に多くの反響が寄せられました。

PAGE TOP